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今月のおすすめコーヒー、入荷しました。
今月は「コロンビア[クンディナマルカ州/マンタ]」となります。
南米大陸の最も北側に位置するコロンビア共和国は、日本の3倍の面積を有し、太平洋、カリブ海に面した熱帯性気候の国であり、水洗式アラビカ種として世界第1位の生産量を誇る、優れたコーヒー産地のひとつです。
近年コロンビアでは耐病性、生産性の高いハイブリッド種への植え替えが盛んに行われており、在来品種であるティピカ種の栽培は希少となりつつあります。
そのなか、ティピカ種を主に栽培する農家が多い「マンタ(Manta)」という小さな町から指定買付したコーヒーです。
マンタは非常に小さな生産地であることから、クンディナマルカ州全体生産量の約1%の生産量しかなく、年間の生産量も20~30袋(1,400~2,100kg)程度と大変貴重なロットとなります。
さて、肝心の味ですが、ティピカ種特有のなめらかで、柔らかな口当たり、ジャスミンを思わせる華やかで明るい香り、甘みと上品な酸味が特徴のコーヒーです。
アラビカコーヒーの起源とされるティピカ種特有の風味をぜひお楽しみください。
1杯400円です。
また先月のおすすめコーヒー「マンデリン」もなくなり次第終了となりますのでぜひどうぞ。
今月のおすすめコーヒー、入荷しました。
今月は「マンデリン[アチェ州/ゲガラン地区]」となります。
インドネシアは世界最大の群島国家で、島の数は17,000を越えると言われています。
この膨大な数の島々が東西5,000kmにおよび東南アジアの広大な海域に浮かんでおり、その距離はアメリカの東西幅よりも長く、まさしく海の大国です。
インドネシアのアラビカコーヒー生産量の60%以上をスマトラ島が占めています。
スマトラ島のマンデリンのコーヒー産地は、アチェ州と北スマトラ州とに分けられ、アチェ州のマンデリン生産量は全体の6割に達します。
地理的環境に加え、アメリカなどによる支援活動によって、コーヒー生産は発展し、マンデリン生産量の増加や品質の向上がなされてきました。
さて、今回のロットはスマトラ島アチェ州ゲガラン地区のものとなります。
個別の小農家ごとでなく、コレクターと呼ばれる中間仲買人がまとめて精選することで、小農家間で生じる精選処理のばらつきを最小限に抑えることができ、品質の安定性を高めることが可能となりました。
やや弱めの火でじっくりと焼き上げることを意識された、この「マンデリン[アチェ州/ゲガラン地区]」は、焙煎深度相応のコクのある穏やかな苦み、滑らかな甘みを感じられます。
マンデリンの生豆が持つフルーティーな香味に加え、じっぐり焙煎されて引き出されたダークチョコレートのような甘くほろ苦い香味、味わいもお楽しみ下さい。
1杯400円となります。
また先月のおすすめコーヒー「ブラジル」もまだ残っていますのでぜひどうぞ!
今月はリニューアルした「ゆいブレンドコーヒー」や、新たに加えた「深煎りブレンドコーヒー」などの紹介をしたいのですが、とてもおいしいコーヒーが届きましたので、まずはこのコーヒーのご紹介を。
毎月変わるシングルオリジン・コーヒー「今月のおすすめコーヒー」ですが、今月は「ブラジル[サンロレンソ農園]」となります。
世界のコーヒー生産量の約4割を占めているブラジルは経済力、人口面積ともに南米大陸の半分を占める大国です。ミナスジェライス州北部に位置するセラード地区は、標高800〜1200m程度の高原台地となっています。今月のおすすめコーヒーは、その中でも特に良質なコーヒーの産地として知られるセラード地区東部のサンロレンソ農園で栽培されました。
サンロレンソ農園は1977年に農園を開業し、現在は約907ヘクタールもの農園面積(うちコーヒー栽培面積は606ヘクタール)を持つ大規模農園で、セラード特有の乾燥しがちな栽培環境下でも良質なコーヒーの持続的な生産を可能としています。
このサンロレンソ農園では、年間30,000袋程度を生産しますが、今回のロットは150袋(全生産量の0.5%)のみという大変貴重なものとなります。
さて味の方ですが、あるお客様曰く、「こんなおいしいブラジルは飲んだことがない」と絶賛し、「今月しか飲めないから…」とすでに何度も来られて飲まれているほど。
ブラジルが好きな方にはたまらない、ブラジルらしい柔らかな口当たり、爽やかな酸味、甘い余韻…全体の調和が何とも素晴らしい味わいとなっており、おすすめです。
少々重たい気もしますが、コーヒー好き方に納得&満足していただけるようなコーヒーです。
もう少し軽めの、おいしいコーヒーが飲みたい方は、リニューアルした「ゆいブレンドコーヒー」をどうぞ♪
「今月のおすすめコーヒー」の「ブラジル」は、1杯450円となります。ぜひお試し下さい!
また先月のおすすめコーヒー「ボリビア」も、なくなり次第終了となりますが、「400円→350円」でのご提供となりますので、この機会に是非どうぞ♪
40周年記念企画、その2です。
「ゆいブレンドコーヒー」を新しくします。
1)コーヒーがあまり好きでない方でも飲みやすく
2)コーヒー好きの方にも満足していただける
3)酸味と苦味がバランス良く調和し
4)後味に甘みが残る
5)やさしいコーヒー
というコンセプトの下、リキッドコーヒーでもお世話になりました「ヤマとカワ珈琲店」さんに協力していただき、「ヤマとカワ珈琲店」さんのコーヒー豆を使用して、作りました。
ブレンド…苦味が足りなければ、酸味の強い豆を減らして、苦味の強い豆を足せばいい、くらいに軽く考えていたのですが、それは大間違いでした。
例えば、酸味を1減らし、苦味を1増やすと、単純に酸味が減り、その分苦味が増えるのではなく、それまで保っていた味のバランスが崩れ、どっちつかずの味になったり、求めている味とは違う方向にいったりしてしまうんです。
こちらの(かなり無理な)要求に応えつつ、でもコーヒーとしてのバランスを保つために、「ヤマとカワ珈琲店」さんの川下さんには、本当にご苦労をかけ、お世話になりました。
川下さんのご協力がなければ、完成しなかった「ゆいブレンド」です。
……とまだまだ語りたいことはあるのですが、それはまた別の機会に。
新しくなった「ゆいブレンドコーヒー」も6月6日の開店記念日からのご提供となります。
またゆいブレンドの「コーヒー豆」、それからご自宅でもお気軽に飲んでいただけたり、試しに一杯、と言う方のために「ドリップバッグ」も一緒に販売を始めます。
こちらもぜひぜひどうぞ!
(リキッドコーヒーには、ゆいブレンドのドリップバッグが1つ付いています)