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あっという間にもう二月……大変遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます^^;
今年も残り11ヶ月、どうぞよろしくお願いいたします。
さて早速ですが今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「コスタリカ(リオ グランデ農園・レッドハニー)」です。
コスタリカは南北アメリカ大陸を結ぶ地峡地帯に位置し、西は太平洋、東はカリブ海に面しており、九州と四国を合わせたくらいの大きさの国です。
美しい海岸や大自然、温暖な気候に恵まれ、国名である「コスタリカ」はスペイン語で「富める海岸」を意味しています。
また、約75%のコーヒーが標高1,000~1,700メートルの地域で栽培されており、良質なコーヒー生産に適した豊かな火山灰土壌と高原気候が揃っています。
今月のおすすめコーヒー「コスタリカ(リオ グランデ農園・レッドハニー)」ですが、「リオ グランデ」という川に面しており、サステナブルなコーヒー生産に向けた研究や実験を継続して行っているリオ グランデ農園で収穫されたものです。
また、コスタリカはハニー製法で有名ですが、今回のコーヒーもハニー製法のうちの一つであるレッドハニー製法が施されています。
レッドハニー製法とは、コーヒーの果肉と種の間にある、糖分が主成分で粘着性のある「ミューシレージ」の大半を纏った状態で乾燥を行い、甘い香りと果実感のある風味を生み出す製法です。
レッドハニー製法特有の風味が際立つよう、ハイローストにじっくりと仕上げております。
ブラックベリーを思わせる果実感とフローラルな香り、そしてローストナッツのような香ばしさをお楽しみください。
1杯450円です。
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「エルサルバドル」です。
エルサルバドルとは中央アメリカ中部に位置し、日本の九州の約半分ほどの小さな国です。
安定したコーヒー産業が行われており、 国の経済基盤を支える主要農産物となっています。
さて、今月のおすすめコーヒー「エルサルバドル」ですが、バトレス家が一世紀以上にわたって所有している、間欠泉と沸き立つ温泉に囲まれたサンタテレサ農園で収穫されました。
地熱エネルギーや温泉水を利用したウェットミルとドライミルを所持しており、2003年から環境賞を受賞しています。
精選の際に温泉水を使用することによって温泉水中の成分である臭化カリウムが作用し、コーヒー成分に甘みを与えると言われています。
クルミのようなまろやかさ、フローラルな香り、ブラックベリーを感じさせる酸味が特徴のコーヒーです。
1杯450円となります。
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「グァテマラ」です。
グァテマラは、中米北部に位置し、カリブ海と太平洋に面した日本の国土の3分の1程の小さな国です。
国土のほぼ全域でコーヒーの栽培が行われ、中米でも主要なコーヒー生産地の1つとして知られています。
生産エリア毎に土壌や気候条件などの栽培条件が多岐に渡り、それぞれの地域で異なるコーヒーが楽しめます。
さて、今月のおすすめコーヒー「グァテマラ」ですが、標高1,280m~1,890mに位置する、パレンシア地域に住むコロム家が経営するリオ コロラド農園で生産されたロットです。
コロム家はパレンシア地域でコーヒー栽培を始めたパイオニア的存在です。
コーヒーの苗を近隣に無償で配布することで地域のコーヒー栽培が広がり、コーヒーを地域の主要生産物に育て上げました。
リオ コロラド農園は、 自身の精選所を保有しており、厳格な管理により高品質なコーヒーを生産しています。
ビターチョコレートのようなほろ苦さとローストナッツを思わせる香ばしさ、そしてザクロのような甘酸っぱさが楽しめるコーヒーです。
1杯450円となります。
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「エチオピア[イルガチャフェ バンコ グチチ]」です。
エチオピアは、アフリカの北東部、エチオピア高原に位置しており、国土の大部分が高原を中心とする高地になっています。
またエチオピアは、コーヒーノ(コーヒーの木)の原産地だと考えられています。
14世紀頃にエチオピアの羊飼いカルディが、山羊がコーヒー豆を食べる姿を見て、自分自身でも試してみたところ、眠気覚ましの効果があることを発見しました。 最初は食用でしたが、そこから徐々に飲用へと広まっていったといわれています。
エチオピアにはお客様の前で生豆を煎り、いれたてのコーヒーを飲みながら語り合う、日本の茶道のような「コーヒー・セレモニー」というおもてなしの儀式があり、伝統的な飲み物としてコーヒーが好まれています。
エチオピアのコーヒー産地では水資源に乏しく、非水洗式の精選が主流ですが、シダモ地区など一部の地域ではウォッシュトのコーヒーが生産されています。
さて、今月のおすすめコーヒー「エチオピア[イルガチャフェ バンコ グチチ]」ですが、エチオピア南部に位置する、良質なコーヒーの生産地としても非常に有名なイルガチャフェ地域で生産されたコーヒーとなります。
エチオピアでは1970年代以前からコーヒーベリー炭疽病が猛威を振るっており、農園は壊滅的な被害を受けていました。
そこでコーヒーベリー炭疽病の耐性品種開発が急がれ、JARCという研究センターで今回の品種である「74110」が誕生しました。
1974年に開発品種として最初に採取され、1979年に承認、配布。その後、品種名を「74110」として、広く普及していきました。
1974年に初めて採取されたことから品種名に「74」が付いています。
紅茶のような優雅な香りとミルクチョコレートを思わせる優しい甘さ、そしてシトラスのようなさわやかな酸味をお楽しみください。
1杯450円です。
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「ケニア[カリミクイ]」です。
ケニアでのコーヒーの栽培は1893年から行われてきました。
コーヒーの生産はケニアのほぼ中央、ケニア山近郊が主要地域です。標高1,400~2,000mの高原地帯で、水はけの良い肥沃な火山灰土壌で栽培されています。
雨季は年に二回あり、それに合わせてコーヒーの収穫期も二回あります。
国としての品質管理体制もスクリーンサイズのほか、カップを重視した格付け体制がとられており、コーヒー生産は苗床から格付けまですべてが管理されているため、高品質を維持しています。日本では馴染みの薄いケニア産のコーヒーですが、コーヒー愛飲家には大変親しまれています。
さて、今月のおすすめコーヒー「ケニア[カリミクイ]」ですが、中央州キリニャガ県のカリミクイ・ファクトリーにて精選されたロットとなります。
コーヒーの栽培には木を直射日光から守るシェードツリーを使用しており、収穫されたチェリーは手作業で完熟した実のみ選別されます。
さらに均等に豆を乾燥させることのできるアフリカンベッドと呼ばれる木製の棚を使用して8~14日間かけて天日乾燥を行い、じっくりと丁寧に精選されています。
ジャスミンを思わせる華やかな香りとオレンジのように明るい酸味、ライムのようなすっきりとした味わいをお楽しみください。
1杯450円です。