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今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「エルサルバドル(シベリア農園)」となります。
エルサルバドルは中米7か国のうち最も小さい国であり、その国名は「救世主」の意味を持ちます。
国土は起伏に富み、観光地としても有名なイサルコ火山は、世界的なベストセラー『星の王子様』のモデルにもなったのではないかとも言われています。
エルサルバドルのコーヒーは肥沃な火山性の土壌で栽培され、スペシャルティコーヒーの栽培も精力的にすすんでいますが、1979年から1992年まで続いた内戦後に政府が実施した農地改革や産業の国営化、さび病の流行等の影響により生産量が減り、国際市場での競争力が低下傾向にあります。
さて、今月のおすすめコーヒー「エルサルバドル(シベリア農園)」ですが、エルサルバドルの最西部のアワチャパン県にあるシベリア農園のものとなります。
シベリア農園は、1870年にコーヒー栽培をはじめた歴史ある農園で、標高1,450m~1,675mに位置する高く涼しい気候に由来してその名が付けられました。
少量の水で精選可能なエコフレンドリーなパルパー(脱果肉機)を導入するなど、環境に配慮した取り組みも推進しています。
白ぶどうのような風味と、ジンジャーのようなスパイス感、その後にバニラのような甘い余韻が感じられます。コクを引き出すためにハイローストでじっくりと焙煎しました。
1杯450円です。ぜひご賞味下さい!
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「エチオピア(イルガチャフェ イディド)」となります。
東アフリカに位置するエチオピアは、約80の民族が存在する多様な文化を持つ国です。
アラビカコーヒー発祥の地といわれるエチオピアは、その昔「モカ」という港からコーヒーを輸出していたことに由来し、日本人にとっても聞き馴染みのある「モカ」の生産国として知られています。
国土の大部分を高原が占め、雨量が多く比較的涼しい気候であり、また恵まれた肥沃な土壌を有していることからコーヒー栽培に適した環境といえます。
大農園はほとんどなく、複数の農家から集められたコーヒーチェリーが近隣のウォッシングステーション(精選所)で、精選され、私たちのもとへ届けられます。
さて、今月のおすすめコーヒー「「エチオピア(イルガチャフェ イディド)」ですが、エチオピアのなかでも良質なコーヒーを栽培する地域として人気が高いイルガチャフェのものとなります。
このコーヒーは、完全完熟のコーヒーチェリーだけを選定し、果肉除去後、天然水を使用して発酵を行い、その後、豆の水分が12%になるまで約10〜12日間かけて乾燥を行いました。
ローズのようなフローラルな香りに加え、オレンジ系の明るい酸味、ベリーのような果実味の余韻が感じられます。しっかりとしたコクもお楽しみ頂けるようミディアムローストで焙煎してあります。
1杯450円です。ぜひご賞味下さい!
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「パナマ(ラ・サンタ農園)」となります。
パナマは中央アメリカの南側に位置し、カリブ海と太平洋を結ぶ「パナマ運河」で有名です。
国土面積は北海道とほぼ同じ大きさで、国土の約8割が山岳地帯で占められています。
コーヒー生産農家の多くが家族経営または中規模農家によるもので、収穫されるコーヒー豆の量は少ないものの、「標高の高い土地」「豊かな火山灰性の土壌」「豊富な雨量などの気象条件」など、コーヒーの栽培に適した環境条件が整っており、地区による微気候による変化により多様な風味を有するコーヒーが生産され、スペシャルティコーヒー市場でも高い評価を受ける生産国です。
今月のおすすめコーヒー「パナマ(ラ・サンタ農園)」は、パナマ西部のチリキ県レナシミエントにあるラ・サンタ農園のものとなります。
ラ・サンタ農園の立地環境は厳しく、昼夜の寒暖差は10度~12度ほどに至ります。また風が強く、年間降水量が約3,500mmと雨も多い環境です。
このような厳しい環境…大西洋からパナマを分断している山々から通ってくる冷たい風と雨が、ラ・サンタのコーヒーの味に重要な役割を果たし、強烈なフレーバーをもたらしています。
個性が引き立つようにじっくりと焙煎を行ったコーヒーは、プルーン、ピーチを思わせる酸味、ジャスミンの花のような香りをお楽しみいただける、上品な一杯となっています。
1杯450円です。ぜひご賞味下さい!
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「マラウイ ミスクチノンゴ」となります。
マラウイは、アフリカ大地溝帯の南端に位置する南北900kmに及ぶ細長い内陸国で,面積は日本の3分の1程度です。
国土のほとんどが高原であり、アフリカ大陸で3番目の大きさであるマラウイ湖が国土の5分の1を占めます。
コーヒーが伝わったのは1878年。スコットランドのブランタイヤにあった1本のコーヒーの木が移植されたものであり、品種はニャサと言われ、ウガンダとタンザニアに伝播したものと同じブルボン系のアラビカ種です。
今月のおすすめコーヒー「マラウイ ミスクチノンゴ」は、マラウイ北部チノンゴ村の小規模農家で生産されたものです。
マラウイのコーヒーは生産量が少なく、日本ではあまり知られていませんが、良質なコーヒーが生産されています。
ハイローストで焙煎することで、フルーティーな甘い香りと甘さの余韻が引き出されました。
ダークチェリーのような酸味と濃厚な甘い余韻をぜひお楽しみ下さい。
1杯450円です。
今月のおすすめコーヒー、入荷しております。
今月は「マンデリン 〜ベイビーシナール(ピーベリー)〜」となります。
スマトラ島のあるインドネシアは、膨大な数の島々からなる世界最大の群島国家で面積は日本の約5倍、全土がコーヒーベルトに掛かり、ほぼ全ての地域でコーヒーの栽培が可能です。
なかでも主要なコーヒー産地はジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島などで、アラビカ種の生産量は全体の20%弱となります。
「ベイビーシナール」は、良質なコーヒーの産地であるリントンニフタ、パランギナンから、さらに厳選した農家を指定して買い付けをされたものです。
豊かな土壌で育ったチェリーを、丁寧にハンドピックで収穫し、 その後のプロセスで希少性の高い、丸くころんとした「ピーベリー」のみをより抜いています。
「ピーベリー」とは、通常種子を二つ持つコーヒーチェリー(果実)が、種子を一つしか持たない状態で成長し、丸くころんとした形になった希少なコーヒーです。
スマトラ式の精選ならではの木々のような香りに加えて、豊かなコク、スパイス、マンゴーのような酸味と甘い余韻など複雑な香味がお楽しみいただけます。
1杯450円となります。ぜひどうぞ♪